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マイクロスコープで確認しながら根管治療しています!

どうしてもあることですが、再治療が必要なときがあります。
患者さんはこちらの歯に症状はなかったのですが、詰め物の内部で黒く変色しており、
う蝕(むし歯)になっている可能性が高いことを説明の上、治療をスタートしました。

詰め物を除去してみると、やはりう蝕がありました。
根管治療をしていた歯なので痛みはありません。
が、このまま放置するとう蝕が進行し、突然取れたり割れたりするかもしれません。

根管充填材の周囲にもう蝕は進行しており、根管内にも細菌が感染している可能性があります。

再感染を防ぐためには『隔壁』、『ラバーダム防湿』はとても大事なことです。
しっかり洗浄・消毒し、乾燥させた後にMTAセメントにて根管充填。

通院回数2回で根管治療を終了しました。
今後、経過観察し歯冠形態の修復を予定しています。


症状:治療した歯が黒くなっている。
治療法:根管治療
通院回数:2回
費用:根管治療110,000円(自由診療)